2006年10月26日
耐火建築物と準耐火建築物
おはようございます。
本日は『耐火建築物』と『準耐火建築物』について勉強します。

●耐火建築物
柱、梁(はり)、壁、床、屋根を主要構造物と言います。
この主要構造物を耐火構造とした建物を耐火建築物と言います。
耐火建築物とは、火に耐える構造で、
単に燃えないだけではなく、
長時間の火災の加熱にも充分耐えられる耐火性能のある構造のことです。
”延焼の恐れのある部分”にある開口部(窓・出入口)は、
必ず、防火戸を設けなければなりません。
鉄筋コンクリート造の建物は耐火建築物です。
鉄骨造の場合は、高熱に弱い鉄骨を厚い防火被覆で保護することにより、耐火構造となります。
防火被覆とは、火に弱い材料を覆うことにより火災から守るための火に強い材料の事です。
(例)ラスモルタル・プラスターボードなど
注:)木造の場合は耐火建築物になりません。
●準耐火建築物
主要構造物を準耐火構造とした建物を準耐火建築物と言います。
準耐火建築物とは、木造の建物の場合、
主要構造部を防火被覆する事により耐火性のある構造となり、準耐火建築物となります。
例えば、プラスターボード9mm厚+12mm厚を2枚重ね張りにして軸組を防火的に被覆すると
45分耐火となります。
耐火建築物と同様に、
延焼の恐れのある部分”の開口部(窓・出入口)は、
必ず、防火戸をもうけなければなりません。
では、皆さまが『木造住宅』を建築される際に一番係わってくるところは…、
上記のように『開口部(窓・出入り口)』になります。
基本的に窓に関しては、
「網入りのガラスもしくは、シャッター・雨戸を併設する」ことが必要です。
サッシ枠(窓枠)に関しては、
「アルミ性もしくは防火認定のある樹脂製・木製を使用する」ことが必要です。
出入り口に関しては、サッシ枠と同じだと考えてください。
横浜市内で建築される方は、
ほぼ『22条地域・準防火地域・防火地域』になりますので、
上記は注意が必要です。
ちなみに以前このブログで紹介した
「ダブル断熱工法」は、
オーパスの建材を使用することで工法の防火認定を取得していますので、
横浜市内で建築される方にはもってこいの工法となります。
本日は『耐火建築物』と『準耐火建築物』について勉強します。

●耐火建築物
柱、梁(はり)、壁、床、屋根を主要構造物と言います。
この主要構造物を耐火構造とした建物を耐火建築物と言います。
耐火建築物とは、火に耐える構造で、
単に燃えないだけではなく、
長時間の火災の加熱にも充分耐えられる耐火性能のある構造のことです。
”延焼の恐れのある部分”にある開口部(窓・出入口)は、
必ず、防火戸を設けなければなりません。
鉄筋コンクリート造の建物は耐火建築物です。
鉄骨造の場合は、高熱に弱い鉄骨を厚い防火被覆で保護することにより、耐火構造となります。
防火被覆とは、火に弱い材料を覆うことにより火災から守るための火に強い材料の事です。
(例)ラスモルタル・プラスターボードなど
注:)木造の場合は耐火建築物になりません。
●準耐火建築物
主要構造物を準耐火構造とした建物を準耐火建築物と言います。
準耐火建築物とは、木造の建物の場合、
主要構造部を防火被覆する事により耐火性のある構造となり、準耐火建築物となります。
例えば、プラスターボード9mm厚+12mm厚を2枚重ね張りにして軸組を防火的に被覆すると
45分耐火となります。
耐火建築物と同様に、
延焼の恐れのある部分”の開口部(窓・出入口)は、
必ず、防火戸をもうけなければなりません。
では、皆さまが『木造住宅』を建築される際に一番係わってくるところは…、
上記のように『開口部(窓・出入り口)』になります。
基本的に窓に関しては、
「網入りのガラスもしくは、シャッター・雨戸を併設する」ことが必要です。
サッシ枠(窓枠)に関しては、
「アルミ性もしくは防火認定のある樹脂製・木製を使用する」ことが必要です。
出入り口に関しては、サッシ枠と同じだと考えてください。
横浜市内で建築される方は、
ほぼ『22条地域・準防火地域・防火地域』になりますので、
上記は注意が必要です。
ちなみに以前このブログで紹介した
「ダブル断熱工法」は、
オーパスの建材を使用することで工法の防火認定を取得していますので、
横浜市内で建築される方にはもってこいの工法となります。