2006年10月21日

土地をお探しの皆さまへ

本日からは『土地をお探しを皆さま』へ、



‘土地選びの際ここだけは押さえたいポイント!’
を少しだけお伝えしていきます。

【建蔽率(けんぺいりつ)】

建ぺい率とは、建築物の敷地面積に対する建築面積の割合のことです。

※建築面積とは、建物を真上から見たとき最も大きい階の面積となり、
外壁などの中心線で囲まれた内側の部分の水平投影面積にあたります。

地階を除き1階の面積になることがほとんどですが、
1階より2階の面積が大きい建物の場合は2階を地面に投影した面積となります。
(庇やベランダなどは外壁より1m以内)

建ぺい率制度の目的は、敷地内に適度の空地を確保することによって、
通風・採光などを確保すること、および火災の際の延焼の防止を図ることです。

(横浜市内の住宅地などはこの建蔽率が低いことがあります。)


【容積率】

容積率とは、敷地面積に対する建物の延べ床面積の割合のことです。

例えば、延べ床面積100㎡で土地面積200㎡ならば、
100÷200=0.5となり、容積率は50%となります。

※延べ床面積とは、建築物の各階の床面積合計です。
容積率制度の目的は、
建物の容積率を各地域の実情に応じた一定の割合にすることによって、
道路等の公共施設の能力に対応した機能の維持と増進を図るためです。



現在首都圏(特に横浜市内)ではなかなか新規の土地情報も少なく、
ご新築を検討されている方は大変に苦労をされていると思います。

しかし安易な選択は折角の家造りを失敗へと導いてしまいます。

土地選びから進めている皆様は、
きっと、『このような家を建てたいな…』
という願望があると思います。

いざ土地を購入後、
「この土地の建蔽率と容積率では希望の家は建たない」
ということがないよう、上記2項目は最低限調べる必要があります。

明日はパート2をお送りします。  


Posted by miwa at 10:13Comments(0)土地情報