2006年10月16日

魔法の塗り壁『フレックスコート』

さて本日は昨日の告知どおり
当店で採用している外壁材についてご説明致します。

当店では『フレックスコート』と呼ばれる「塗り壁材」を標準で採用しております。
フレックスコートにはベースコートとフィニッシュコートの2種類があります。


●フレックスコート(ベースコート)

水・砂・セメント・液体アクリルの合成樹脂で
セメントと1:1で混ぜてフィニッシュコートの下地に使います。

粒子が細かい為、接着性が強く、耐衝撃性・弾性が高いので劣化しにくく耐久性が高い。

雨水は通さず、水蒸気は通すフレックスパネルの良い性能を妨げない)
ので壁内の結露を防止し、家の寿命が伸びます。

またホルムアルデヒド1/es0.02ppm以下=基準値以下の為安心です。

クラック目地切れが起こりにくいので施工性の効率アップでコストダウンにつながります。
さらにアクリル系塗料と混ぜて使うので塗り壁の大敵であるクラックが入りにくい素材です。

透湿性もあります。(日本のメーカーのものは透湿性がありません)



●フレックスコート(フィニッシュコート)

主に外壁の仕上げとして使用する「フィニッシュコート」



二酸化チタンが配合されている為、汚れが付きにくくなっているのが特徴です。

またベースコートと同様に、雨水は通さず水蒸気を通すので、
壁内の結露を防止し構造体を守ります。

更に、伸縮性にも優れているのでひび割れもしにくい、
メンテナンスレスの壁になります。

*日本のほとんどの塗料は、水蒸気を通さないので
壁内結露を誘発する原因となり、躯体を腐らせることにもなりかねません。
構造体が腐れば当然、家の寿命が格段と短くなるので地震にも弱くなります

フィニッシュコートをまぜた外壁材「塗り壁」は、
珪藻土のような品のある質感の仕上がりです。


フィニッシュコートの特徴

★空気は通るのに水は通しません
★伸縮性があるのに粘着力も抜群
★ひび割れしにくくはがれにくい


*凍結して性能を害する可能性があるので、気温4℃以下では施工しないでください。
*フレックスパネルにフィニッシュコートを使用しない場合、
フレックスパネルの「空気は通すのに水は通さない性質」の良さが消えてしまうので
お勧めできません。
  


Posted by miwa at 10:00Comments(0)フレックスコート